【生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴】

生後5ヶ月になると全体的に力強くなってきます。横にしておくとバタバタ動いたり、寝返りしようとコロコロしてみたり。これまで以上に感情を出すようになり育児をしててもリアクションが楽しくなる頃です。
厚生労働省の発表によると 男の子:身長62〜70cm 体重6.1〜9.2kg 女の子:身長60〜69cm 体重5.7〜8.7kg 程度が目安になるそうです。

この頃から身長と体重の伸びが緩やかになってきます。これまでの増加スピードと比べると遅くなるので心配されるママ・パパもいらっしゃいますが特に心配する必要はありません。

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特徴

【うんち・おしっこ】これまでと特に変化はありません。ペースよく赤ちゃんがご機嫌にしていれば大丈夫です。早い赤ちゃんだとこの頃から離乳食が始まります。離乳食については後半で説明しますが、食べたものの影響を受けたうんちが出ます。

小松菜やブロッコリーを食べると緑色がかったうんちが出たり・・ペースト状になり、臭いも大人のモノに近くなります。

【睡眠】この頃の赤ちゃんは1日に12〜16時間程度寝ます。運が良ければ(ねんねトレーニングと呼ばれるものもありますが、個人的には運だと思ってます。(笑)夜まとまって寝てくれる赤ちゃんもいます。
お昼寝もしますが、頻度自体は少なくなりこれまでよりもまとまって寝るようになるでしょう。

【授乳】1日に5〜6回程度、1回あたり120〜180mlが目安になります。夜中の授乳が少しづつ減ってくる赤ちゃんも。もし離乳食が始まっている場合は離乳食を食べさせた後にあげるようにしましょう。

離乳食

離乳食を始める時期が近づいてきます。離乳食は特に早く初めなければならないわけではありません。
赤ちゃんの様子を見ながら始めても大丈夫そうだったら離乳食をあげてみましょう。始めてもいいかどうかのサインはいくつかあります。

首が座っている
ママ・パパが食べているものに興味を持っている(目で追いかける)
スプーンを口に入れても嫌がらない

離乳食は1日1回、小さじ1からスタートします。(小さじ1とは計量スプーンの小さじ1杯(5ml)のことです)比較的赤ちゃんのご機嫌な午前中が良いと思います。
(赤ちゃんが食べてくれるという理由の他に、もし湿疹やアレルギー反応が出た場合にすぐに病院に連れていけるため午前中が良いと思います。)

最初は10倍粥(お米1合に対して、水10の量で炊いたお粥のこと。)から初めましょう。炊きあがったお粥をすり鉢で潰してトロトロの状態にします。これを人肌くらいまで冷やして赤ちゃん用のスプーンで5〜6回程度に分けてあげます。

離乳食のスケジュールや容量、注意点等については別記事で紹介しますね。

人見知り

ママ・パパや頻繁に会っている人には泣かないのに、久しぶりにあった友達に抱っこさせたら泣いてしまった、なんて経験はありませんか?

これは赤ちゃんの認識能力が育っている証拠です。外で泣かれたりするとママ・パパとしては困ってしまいますが順調に成長している証拠です。

もう少し大きくなると収まってくる赤ちゃんもいますが、他の成長と同様に個人差が大きいです。(友人の赤ちゃんは1歳過ぎですが、たまに遊びに行くと警戒100%です。笑)

夜泣き

この時期になるとこれまでの夜泣きとは少し違う、激しい夜泣きをする赤ちゃんがいます。ママ・パパとしては何事か!?と思えるくらい大きな声で泣きます。

夜泣きの原因は諸説ありますが詳しいことは分かっていません。お腹がすいてたり、おしっこが漏れて洋服が冷たかったり・・・ママ・パパを悩ませる事が多いですが色々と試してみましょう。

(ちなみに、筆者の子は授乳させるとすぐに泣き止みまた寝てました。おしゃぶりだとダメで授乳限定です。笑 睡眠リズムを作ると良いなんて言われてますが私には無理でした。)

歯ぐずり

歯ぐずりとは、赤ちゃんの歯の生え始めで赤ちゃんが泣いたり不機嫌になったり、ぐずることを言います。

いくつか対処法はありますが一般的には歯固めを使うママ・パパが多いようです。冷蔵庫で冷やしてからあげると、口の中の腫れている部分などが冷やされるので良いとされています。

また、冷やしてあげると良いとの視点から凍らせるタイプのものを利用されているケースもお聞きしますが、こちらは赤ちゃんには硬すぎるので個人的にはオススメしてません。

最後に

この時期のビッグイベントはなんと言っても離乳食でしょう。(生後6ヶ月頃からスタートする赤ちゃんももちろん多いので無理に早める必要はありません。)

最初はなかなか食べてくれなかったり、口に入れても下に垂れ流したりと大変かと思います。

口の中に入れたものを舌で奥に流して飲み込むという一連の流れを赤ちゃんが覚えるには時間が必要です。
ベチャベチャになってもあまり気にせず、気長に付き合ってあげましょう。

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