【生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴と注意点】

生まれてから1ヶ月ほど経つと徐々に動くようになってきます。母乳やミルクを飲むのも上手になってきて、たまに手足をバタバタさせたりすることも。
厚生労働省の発表によると 男の子:身長50〜60cm 体重3.5〜5.9kg 女の子:身長50〜58cm 体重3.4〜5.5kg 程度が目安になるそうです。(生後1ヶ月の赤ちゃんの約90%が上記に該当しますが、出生時の具合によっては数値は変わりますので、もし該当しなかった場合でも心配することはありません。)
もし成長の具合に心配があるようでしたら1ヶ月検診で医師の方に相談しましょう。

目次

特徴

【うんち・おしっこ】おしっこやうんちの頻度は新生児の頃とあまり変わりません。ミルクに比べると母乳の赤ちゃんの方が排便頻度が高いようです。(赤ちゃんによっては10〜15回という子もいるようです)

【目が見えるように】視力が発達して、少しづつ見えるようになってきます。特に色がはっきりしているものは見つめるようになります。また頭を動かせるようになるので音がする方向を見たりします。

【手足の動き】手足を活発に動かすようになる赤ちゃんもいます。冬場だと寒くないように軽い掛ふとんをかけても、バタバタして飛ばしちゃうことも。

【睡眠】3時間以上まとめて寝る子も出てきますが、まだ昼と夜の区別はついていません。違いが分かるようになるのはもう少し先ですが将来を見越して昼夜の区別がつくように対応していきましょう。

【授乳】一般的には2〜3時間おきが目安になります。だいたい1日に10〜12回くらいで、夜は2〜3回程度になることが多いです。赤ちゃんが口を動かしたり、乳首を吸うような音を立てたり、手を口にくわえたりすると飲みたいサインです。また、授乳しても機嫌が悪い場合は足りていないケースが多いので体重を測ってみて1日に25〜35g程度の増加がなければミルクを足してみましょう。ミルクと母乳を併用しても大丈夫?と思う方もいらっしゃいますが、発育に影響はありません。

【クーイング】「あー」や「うー」などの喃語を話すようになってきます。両親が近くにいたり、来客があったりするとそれに反応して声を出そうとするので、同じ様に声を出したあげたり返事をしてあげましょう。

沐浴・お風呂

おへその湿り気がなくなれば両親と一緒にお風呂に入っても問題はありませんが、温度と時間には注意しましょう。温度は38℃前後、浴室に入ってから10〜15分で済ませるようにしましょう。(長風呂は赤ちゃんにとって負担が大きいです。注意しましょう。)この時期から顔に湿疹やできものが出来やすくなるので、指の腹で優しくこすってあげましょう。

爪切り

赤ちゃんの新陳代謝の具合にも依りますが、赤ちゃんによっては爪が伸びるのが早い子もいます。爪が伸びていると自分の顔を引っ掛けて傷になってしまうことがあるので、こまめに切ってあげるようにしましょう。(筆者はハサミ型の先の丸い爪切りを使っていました。)

服装

基本的には大人と同じ枚数のお洋服で大丈夫です。冬場の気温が気になる場合は、大人が着る枚数に+1枚着せてあげましょう。寝返りもまだしないと思いますので、洋服はそこまで気にしなくても大丈夫です。(東京周辺に住んでいる方でしたら冬場は3枚程度で大丈夫だと思います。)

生活リズム

新生児の頃よりも起きている時間が少し長くなる赤ちゃんも出てきます。また、長く寝る子だと4時間以上まとめて寝る場合も。睡眠時間や起きている時間は個人差があるので、「あまり寝てくれない」「起きている時間が長いな」など気にしないようにしましょう。

最後に

赤ちゃんの発育には個人差があります。日本では特に周りと比べて自分の赤ちゃんは・・・と気にされる親御さんが多いですが、この時期の発育スピードは気にしないようにしましょう。
特に気にしても変わらず、ママパパが疲れてしまう原因にもなります。
日々の様子を見守りつつ赤ちゃんの発育を見守りましょう。

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